チューブ滑りからグルメまで プレミストドームで“雪のイベント” 新たな集客を期待 札幌市
収益の確保が課題となっている札幌の大和ハウスプレミストドームで、「雪」をテーマにしたイベントが始まりました。
チューブすべりからグルメまで、観光客だけでなく地元の人も楽しめるイベントです。
カーリングの真剣勝負を楽しむ参加者にー
スノーラフティングを満喫する親子連れ。
冬の寒さもなんのその!
元気いっぱいに冬ならではのアクティビティを満喫しています。
(子ども)「楽しかった。速い。すごい」
(参加した人)「子どもが楽しんでるのでいいのかなと思います」
このイベントは、札幌の観光資源でもある「雪」を活用し、幅広い年代に冬の魅力を体験してもらおうと開かれました。
こちらは冬遊びの定番・チューブ滑りです。
コースから飛び出るほどのスピード感が売りです。
打ちっぱなしのアイスホッケーは小さな子どもも気軽に挑戦できます。
(青柳記者)「初心者でも楽しくできます」
スノーボードにハンドルがついたような乗り物「スノースクート」など、なんと50種類以上のアクティビティを楽しめます。
札幌市が「札幌ドーム」の命名権を売り出したことで大和ハウスプレミストドームになり、収支改善に期待がかかる中、さっぽろ雪まつりの会場のひとつとして、プレミストドームで雪をテーマにしたイベントが企画されました。
多くの客に来てほしいと、イベントの目玉のひとつがご当地鍋です。
湯気の向こうに見えるのは、石狩鍋の進化系・石狩シャケナベイベーの鮭。
トマト風味のスープが特徴の一品です。
会場には冷えた体を温める道内各地のご当地食材が入った鍋を楽しめるコーナーも。
(購入した人)「おいしいです。あったまります」
(購入した人)「2食目でございます。あともう2軒くらいいけないかなと思っています」
天候に左右されない屋内でもスポーツなどを楽しめます。
プロバレーボールチームの現役選手と触れ合ったり、サポート付きで棒高跳びを体験したりと盛りだくさんです。
(イベント実行委員会メンバー 枝元俊晴さん)「雪が大切な観光資源ということを皆さんに再認識していただくために企画しました。ドームの中と外というのを同時に広く活用するイベントというのは今回初めて」
このイベントは9日まで開かれていて、実行委員会ではさっぽろ雪まつりを訪れた世界の観光客だけでなく、道民にも来てほしいと期待をかけています。