札幌の急なドカ雪で急増「買い替え需要」スコップ壊れて量販店に客 雪も帳尻合わせてきたねぇ
2025年2月21日は北海道内各地で大雪となり、札幌では積雪が82センチとなり、平年を上回りました。
連日断続的に雪が降り、毎日雪かきに追われる中で、除雪用品が壊れるという意外な買い替え需要も起きています。
21日午前8時、札幌市では、一時テレビ塔の時刻が見通せないほどの大雪が降りました。
(根本記者)「札幌市内ではここ数日毎日雪が降っています、住宅街では高い雪山ができてしまっています」
冬型の気圧配置の影響で、札幌市では連日の雪となり、21日午後3時時点の積雪は82センチと平年を上回りました。
東区の住宅街ではこんな悲鳴もー
(札幌市民)「朝起きてまた今日も雪かと思うとがっくりするしね、これで1日終わるかと思う」
(札幌市民)「夜中から降った、疲れますね」
暖冬で記録的雪の少なさと言われていた今季ですが、一転して連日大雪が続いています。
ホームセンターでは2月から、ある理由で除雪用品が売れているといいます。
(ジョイフルエーケー屯田店 廣地和弘さん)「除雪用品が壊れた方が朝から開店と同時にお求めになる。(そういう方が)少しずつ増えている印象」
来店した客に聞いてみるとー
(札幌市民)「壊れたんですよ、(雪の)量が多くて。それで買いにきたんです。(雪かきは)毎日ですね。帳尻合わせですね」
1月までは積雪が少なく除雪用品の在庫は例年より多く残っているといますが、2月に入ってから買い替え需要が高まっています。
道内各地で22日まで断続的に雪が降り続くため、路面状況の変化や屋根からの落雪には十分注意が必要です。