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浄水場から有害性指摘されるPFASは検出されず 北海道・安平川のPFAS検出問題 

2024年7月22日 16:26
浄水場から有害性指摘されるPFASは検出されず 北海道・安平川のPFAS検出問題 
北海道・安平川

北海道・安平川で国の飲用水の暫定目標値を超える有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、安平町は7月22日、安平川から取水している3か所の浄水場からPFASは検出されなかったと発表しました。

PFASは有害性が指摘されている化学物質で、国は人の健康に悪影響が生じないとする暫定目標値を、飲み水で1リットルあたり50ナノグラムと設定しています。

7月16日に安平川下流の工業用水の取水地点から59ナノグラムのPFASが検出されていたことが分かり、発生源を調べるために道と安平町が11地点で調査していました。

安平町では安平川から取水している3つの浄水場について、水質検査を行った結果、いずれもPFASは検出されなったということです。

町は農作物の風評被害対策として、地下水を水源とする浄水場2か所とかんがい用水2か所の計4か所で、追加の水質検査を実施することにしています。

また、道は残りの8地点についても調査結果がわかり次第、報告するとしています。

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