液状化現象も 新潟市「中越・中越沖地震と比べ損害大きい」 市内は西区など一部地域で断水続く 1万人以上が避難
1月1日午後4時すぎ、新潟市内でも中央区や西区などで震度5強が観測されました。
新潟市は、市内各地で液状化現象や断水などの被害が発生しているとしています。
新潟市によると、1月1日午後8時半現在の避難者は、中央区と西区であわせて1万人以上にのぼります。
人的被害は今のところ報告されていませんが、西区などを中心に断水が続き、解消の見込みは立っていません。
新潟市役所で午後9時半から開かれた対策本部会議に出席した長井亮一水道局長は、「今回の被害は、中越地震や中越沖地震の時に比べてもかなり広範囲で損害の数量が大きい」としました。
水道局の全職員を招集し、復旧を急いでいます。
新潟市の中原八一市長は、「2、3日は余震が起こる可能性がある。SNSなどを通じて市の情報を発信しているので、収集をお願いしたい」と呼びかけています。
新潟市は1月2日朝も対策本部会議を開き、職員が被害情報の共有などするとしています。