新潟空港を拠点にする航空会社、トキエアが1月31日、就航しました。

午前9時半すぎ最初の便が北海道の札幌丘珠空港に向けて飛び立ちました。

31日朝、新潟空港ではトキエアの就航を祝うセレモニーが開かれ、花角知事などが出席しました。

【花角知事】
「これはゴールではございませんスタートであります。乗客から喜ばれ信頼される路線に成長していっ てもらいたい」

【トキエア　長谷川 政樹 社長】
「県民の皆様さらに企業の皆様と新潟を盛り上げるここがある意味次の目標となります」

ベンチャー航空会社としてはフジドリームエアラインズ以降、国内で15年ぶりに就航したトキエア。

県から11億円を超える融資を受け、経済界からも期待を寄せられていましたが、これまで就航の延期を繰り返した経緯があります。

＜一番乗りの人は＞
「新規の航空会社が就航するというのはそうそうあることじゃないので。いま自宅が札幌で仕事の都合で新潟にいるんですけど、今日は休暇を取って日帰りで」

そして、午前9時45分。
最初の便が札幌丘珠空港に向けて飛び立ちました。

＜リポート＞
「いま離陸しました。トキエアの機体が新潟の空から札幌へといま羽ばたいていきました」

初便は午前11時半すぎ札幌丘珠空港に到着したということです。

【トキエア　長谷川 政樹 社長】
「本当にこの日を迎えられて感謝のひと言です。あとは安全運航こちらが最大のサービスとなりますので気を引き締めて」

トキエアは北海道との間を1日2往復、週4日運航し今後、佐渡や仙台、神戸などに路線を拡大する計画です。