“朝刊が配達されていない” 雪に埋もれている67歳の新聞配達員を発見 その場で死亡確認《新潟・十日町市》

十日町市で5日、67歳の新聞配達員の男性が雪に埋もれているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
近くにはスノーダンプがあったことから、警察は除雪中の事故の可能性もあるとみて調べています。
5日午後5時すぎ、十日町市稲荷町の新聞配達員の男性(67)が、自宅の近くで雪に埋もれているのを警察官が見つけその後、死亡が確認されました。
この地域では4日の朝刊は配達されていましたが、5日は配達されていなかったため、職場の関係者が「(男性が)担当している地域で朝刊が配達されず、自宅も探したが姿が見えない」と警察に届け出たことから警察官が周辺を捜したところ、自宅と隣の家の間で雪に埋もれている男性を見つけたということです。
近くにはスノーダンプがあり、警察は除雪中に屋根から落ちて来た雪に埋もれた可能性もあるとして、死因などを調べています。
十日町市では、男性が見つかった5日午後5時時点で、2メートル18センチの積雪を観測していました。
県によりますと、今シーズンの雪の事故は3月3日現在で14人が亡くなっていて、173人がケガをしています。