【棋聖戦のおやつ】藤井聡太八冠は「三色だんご」と「ガナッシュブラウニー」 挑戦者の山崎隆之八段が選んだのは複数のスイーツなど 《新潟》
対局とともに注目を集める「おやつタイム」。
新潟県西蒲区の岩室温泉で6月17日から始まった「第95期ヒューリック杯棋聖戦第2局」。
藤井聡太八冠に挑戦する山崎隆之八段の対局です。
この対局のおやつタイムで選ばれたスイーツなどが発表されました。
藤井八冠が午前のおやつに選んだのは「三色だんご」。
おやつになった御菓子司羽入(新潟市秋葉区)の「三色だんご」は新津駅で大正5年から販売されている名物団子で、柔らかな新潟産米粉の団子の上にこしあん・白あん・すりごまがたっぷりと乗った、優しい甘味が人気ということです。
そして午後に選んだのが「ガナッシュブラウニー」でした。
チョコレート菓子のブラウニーは、ALLEY BIRTHDAY(新潟市東区)が製造している菓子で 生地にくるみを混ぜて焼き上げる事で風味と食感をプラス、そこに口どけの良い生チョコをサンドして三層に仕上げたお菓子です。ほど良い甘さの人気商品ということです。
一方、挑戦者の山崎隆之八段が午前に選んだのは、「あんバタシュー」でした。
洋菓子部門で候補になっていたルーテシア(新潟市中央区)の「さわ山あんバターシュー」です。
新潟市の老舗和菓子店「さわ山」の甘さ控えめなあんことバターを合わせ、たっぷりクリームとのマッチングが楽しめる一品ということです。
午後に選ばれたのは、お菓子処菜菓亭(新潟市北区)の「新潟銘菓河川蒸気 抹茶小豆クリーム」。
生クリーム、抹茶、粒あんをまぜ合わせたクリームをふんわりと蒸した黒糖カステラで包み、新潟の発展に貢献、活躍したという“蒸気船”にあやかったお菓子です。
さらにもう1品、和菓子部門の候補のひとつになった、田中屋本店(新潟市中央区)の「笹だんご」を選んだということです。
米どころ新潟が生んだ「笹だんご」。 北海道産の小豆で自家製あんをよもぎの入ったもち生地に包み笹で巻いて蒸し上げています。笹の香り、よもぎの香りが味わえます。
◆おやつ候補になったのは和洋菓子6品
実は新潟市では5月に、藤井聡太八冠と挑戦者の山崎隆之八段 に提供する「おやつ候補」2部門6品を発表していました。
新潟市は「おもてなしおやつセレクション」と題し、公式ホームページで、おやつ候補の投票を実施し、候補には和菓子部門9点、洋菓子部門10点の中から多くの投票を集めたお菓子で各部門3点が選出されていました。
(画像:新潟市提供)