20年ぶりとなる新しい紙幣が3日発行され、一部の金融機関で新紙幣への両替が始まりました。

1万円札の“顔”、渋沢栄一の出身地・埼玉にある埼玉りそな銀行です。午前10時から新紙幣への両替が始まりましたが、60分待ちとなるなど、ATMには新紙幣を求める人の列が途切れることなく続いています。首都圏各地で新紙幣を手にした人からは様々な声が聞かれました。

新紙幣を入手した人
「すご～い！ここ触って！ここ触って！本当に立体だよ～すごいよ！」「印刷の独特のにおい。普通、においかがないでしょ！ほら、かいでください！独特なお金のにおい、これがちがうんだよ」

今回は1万円札に渋沢栄一、5千円札に津田梅子、そして千円札に北里柴三郎が新たにデザインされました。

金融機関の支店では4日以降に両替に対応するところも多いですが、いまのところ大きな混乱は起きていないようです。