アルパカ親子の涙の卒業式 世話をした子どもたちが見送る
モフモフの卒業生を子どもたちが見送りました。見附市の小学校でことし9月から過ごしてきたアルパカの親子が12日、卒業の日を迎えました。
涙の別れでした。
見附市の葛巻小学校。12日に行われたのがアルパカの卒業式です。
母の「おりひめ」と娘の「ちえみ」はことし9月、長岡市の山古志アルパカ牧場からやってきました。それ以来、エサやりや散歩など1年生の児童がみんなで世話を続けてきました。
雪の季節を前に牧場に帰ることになった2頭。
児童からは普段の様子を歌詞にした歌が贈られました。
記念品を贈り最後の触れ合いを楽しんだ児童たち。
いよいよ別れのときがやってきました。
2頭はトラックに乗り山古志へ向けて出発しました。
〈児童〉
「楽しかったけど寂しかった」
「私はね“チモシー”集め。チモシーっていうのはねアルパカたちが食べるエサ」
「(山古志に)会いに行きたい」
子どもたちはアルパカとの出会いと別れを通してまたひとつ、成長したようです。