巳年の開運スポット「高龍神社」 お供え物は「生卵」 なぜ? 《新潟》
受験シーズン本番を迎える中、巳年のことし、多くの受験生が足を運ぶ神社が長岡市にあります。合格を願い神様にお供えするのは『生卵』。どんな理由があるのでしょうか。
温泉地として有名な長岡市蓬平にある「高龍神社」。近くの売店にはこれから参拝に向かう人の姿が。来る人来る人「お供え物セット」と呼ばれる“白い袋”を買い求めていきます。袋の中に入っていたのは?
(リポート)
「こちらの高龍神社参拝の前に皆さんが購入しているのが卵です」
なんと“生卵”です。その理由は…
〈高龍神社 総代 中村忠夫さん〉
「卵というのは巳が好物ですよね。龍神様のお仕えが白蛇なんです。白い蛇が365年前からお仕えをしていると先代から聞いています」
龍神様が祀られる高龍神社。その使いはことしの干支でもあるヘビといわれています。龍の好む“酒(水)”と蛇の好む卵をお供えするのが古くからの習わしになっています。
〈参拝した人〉
「お仕事うまくいくようにですよね」
「宝くじでもあたるかなことしヘビ年なんで」
とくに巳年のことしはご利益を願って多くの参拝客が訪れているといいます。中でもこの時期は受験生やその家族などが合格祈願のために足を運んでいます。
〈高龍神社 総代 中村忠夫さん〉
「ことしは巳年ですから、お正月から学生さんとか参拝にきて塾の代表が子どもたちを御祈祷されている。パワースポットと言われていますから、そのパワーをいただいてぜひ皆さんが合格できるように高龍神社からも応援しております」
18日から始まる大学入学共通テスト。龍神様のお仕えであるヘビのご加護が受験生の背中を後押しします。