【大雪】2月の観測史上最大の降雪も この冬一番の寒気 6日にかけて平地でも警報級の大雪になる可能性《新潟》
この冬一番の寒気で上越市では2月の観測史上最大の降雪を記録したところもありました。6日にかけて平地でも警報級の大雪になる可能性があり、立ち往生などに警戒が必要です。
ひと晩で、辺りは真っ白…
【住民】
「ほぼ一晩です。1メートル50センチはありますね」
上越市安塚区は5日午前4時までの24時間に2月の観測史上最大となる99センチの雪が降りました。この冬一番の強い寒気が流れ込み県内は断続的に雪が降っています。6日にかけて平地でも警報級の大雪になる可能性があり、24時間に降る雪は山沿いで最大100センチ平地で最大50センチと予想されています。
阿賀町に住むこちらの住民は朝7時から除雪・・・。別の住民は融雪ホースも活用し、体力勝負です。
【別の住民】
「去年はそんなでもなかったし、久しぶりに降ると身体もあちこち・・・。あしたもすごいみたいですよねちょっと恐怖です」
交通にも影響が出ています。
磐越道では5日正午から安田インターから福島県の磐梯熱海インターまで立ち往生を避けるための「予防的通行止め」が始まりました。さらに午後6時から一部区間で延長されました。
物流に影響は出ているのでしょうか。新潟市内のスーパーです。店によると関東方面から多く仕入れる野菜は5日時点では入荷の遅れや、欠品はないといいます。魚介類は海のしけで漁に出られず品薄になる可能性があるということです。
【いちまん・高井慎二会長】
「道路が雪のために通行止めになると物流が止まりますので、これが一番影響します。冬型はきょうから強いということも言われていますので影響出るのはこれからでしょうね」
店によると品薄など大雪の影響が出ても一時的なものとして慌てずに行動してほしいとしています。
冬型の気圧配置は8日ごろまで続く見込みです。