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「手足口病」5週連続で増加 県が感染対策呼びかけ 患者数は同時期では直近5年で最多 《新潟》

2024年10月3日 17:41
「手足口病」5週連続で増加 県が感染対策呼びかけ 患者数は同時期では直近5年で最多 《新潟》

全国的に患者が増加しているという「手足口病」。
おもに夏場に流行すると言われ、例年この時期には減少傾向がみられますが、ことしは県内でも9月以降、患者数の増加が続いています。

県の感染症情報によりますと直近1週間(9月23日~9月29日)の1定点医療機関あたりの患者の報告数は、10.09人で前週の8.36人から増加しました。
県は15週連続で「警報」を継続し、感染対策を呼び掛けています。

ことし最初に警報が出されたのは6月27日。以降、患者数は増加し、8月下旬に1週あたりの患者数が3.53人まで減少しましたが、その後、増加が続いています。
同時期の患者数としては、直近の5年でもっとも多くなっています。
警報は、国の基準である定点あたり2人を下回るまで継続されるということです。

「手足口病」はおもに子ども中心で夏場に流行しますが、大人も感染するとして、県は石けんと流水による手洗いをはじめ、タオルの共有を避けるなどの感染対策を呼び掛けています。

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