小さくても美しい色彩を帯びています。ことし生まれたばかりのニシキゴイの品評会が長岡市で開かれました。

参加者がのぞき込んでいたのは両手におさまりそうなほど小さなニシキゴイ。

長岡市にある山古志体育館で開かれた「田上がり品評会」です。ことし春に生まれたニシキゴイが42業者から280尾出品されました。

今回、最高賞に選ばれたのは中村博さんの「大正三色」です。

大きさや模様黒の配置が評価されました。

ことしは暖冬少雪に始まり、夏の高温や大雨など厳しい状況ではあったものの、成育は順調だということです。

〈長岡市錦鯉養殖組合青年部　田中泰幸部長〉
「これから品評会が何度も出てくるので、また活躍できるようなコイになってもらいたい」

参加した生産者や買い付け業者などはことしの出来を確認していました。