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大気不安定な天候の中 釣りをしていた小型カヤックが転覆 乗っていた男性は救助されケガなし《新潟》

2024年9月2日 16:59
大気不安定な天候の中 釣りをしていた小型カヤックが転覆 乗っていた男性は救助されケガなし《新潟》
画像提供:上越海上保安署

上越海上保安署によりますと2日、直江津港で釣りをしていた小型カヤックが転覆しました。乗っていた男性は救助されケガはありませんでした。

救助されたのは東京・板橋区に住む会社員の50代男性です。

男性は午前5時半頃、足こぎのカヤックに1人で乗り込み、直江津港内での釣りに出発しました。

午前6時頃から釣りを始めましたが、午前7時30分頃にINPEX・LNG基地の桟橋付近に流されました。

しかし風が強まり波も高くなっていたことから身動きができず、天候の回復を待っていました。

その後、カヤックに波が打ち込み、次第に浸水し、午前9時半頃に転覆、海中に投げ出されます。

男性はINPEX職員が下ろしたはしごにつかまり救助されケガはありませんでした。

上越海上保安署は、台風10号が熱帯低気圧に変化した後で大気の状態が不安定な状況下、気象情報を確認しないまま出かけたことが原因だとして、天候の悪化が予想される際は海に釣りに出るなどの行動は控えるよう呼びかけています。

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