「西堀ローサ」ににぎわいを再び 立ち飲みイベントで地下街に活気 《新潟》
新潟市の中心地にある地下街「西堀ローサ」。大型店の進出などで客足が年々遠のく中、にぎわいを取り戻そうと先週末、あるイベントが開かました。
新潟市の古町地区で年2回開かれている「古町どんどん」。
出店にライブ…。
商店街がにぎわいを見せる中、その下…地下街の「西堀ローサ」では、アルコールを楽しむ人たちの姿が。
〈訪れた人〉
「楽しいです」
「昼から飲んでるんですけどさすがに夜までは無理かなと」
開かれていたのは「立ち飲みイベント」です。
おしゃれなインテリアが飾られムーディーな雰囲気に様変わりした地下街。
活気づいた西堀ローサに訪れた人は…。
Q)にぎわっている様子をみてどうか?
〈訪れた人〉
「ちょっと懐かしいです」
「人気がない。大昔、高校の時とかはすごいにぎわってたんですけど、最近は全然…シャッターみたいな感じで」
今から47年前に誕生した西堀ローサ。
平成の時代には流行の発信地として多くの若者でにぎわいましたが、郊外に大型店が進出するなどして客足は年々減少…活気が失われていました。
イベントを企画した永井大地さんです。
〈永井大地さん〉
「空き店舗のブースの中に飲食店を入れていく、空き店舗の活用方法を目標にしてやっている。ローサに飲食店が入るとこういうような光景になるのかなと提示できた」
現在 西堀ローサは約3分の1が空き店舗となっています。
永井さんは人気の飲食店や居酒屋など魅力のある店舗が増えれば再び地下街には多くの人が訪れると話します。
〈永井大地さん〉
「古町のこの地下街というのは宝であると思ってますし、地下街ってどこの都市にもあるものじゃないですし、貴重なものだと思う。全天候型で気温とか天気とか関係なくできる空間、ここは使わない手はない、全然違う世界に入り込むんだぞというワクワク感があると思う」
地下街への期待感を持ってもらいたい…。今後も様々な企画を定期的に行っていく予定です。
〈訪れた人〉
「普段使わないんですけどにぎやかで楽しい」
「暗いイメージですよね。これを定期的にやった方が活性化、新潟を考えるのであれば何回もやったほうがいい」
「ローサも古町も久しぶりだし盛り上がってて楽しいなと。こういうイベントとかやっていると、来るきっかけが増えていい」
かつての活気を感じさせた立ち飲みイベント…。
週末の西堀ローサにはにぎやかな声が響いていました。