新紙幣の発行始まる 日本銀行が各金融機関に引き渡し 県内は約82億円分 大分
3日から新しい紙幣の発行が始まりました。
大分県内でも朝から日本銀行大分支店で金融機関に新紙幣が引き渡されました。
3日から発行が始まった新紙幣。
紙幣のデザイン変更は20年ぶりです。
このうち、1万円札では肖像が40年ぶりに変更されることになり、中津市出身の福沢諭吉から明治時代の実業家・渋沢栄一に変わります。
発行初日の3日朝、大分市の日本銀行大分支店では県内の金融機関に新紙幣が引き渡されました。
◆日本銀行大分支店安徳久仁理支店長
「2019年の4月から5年以上かけて準備を進めてきた。きょう無事に発行の日を迎えられて嬉しく思う」
日本銀行によりますと、発行開始に合わせて用意された新紙幣の総額は全国でおよそ1兆6000億円分で、このうち県内はおよそ82億円分だということです。