×

遺書や写真など特攻隊員の遺品 海軍航空隊基地があった宇佐市に寄贈 3月から市民図書館で一般公開 大分

2025年1月21日 18:44
遺書や写真など特攻隊員の遺品 海軍航空隊基地があった宇佐市に寄贈 3月から市民図書館で一般公開 大分

2025年で戦後80年です。こうした中、戦時中に海軍航空隊の基地があった大分県宇佐市に特攻隊員の遺品が寄贈されました。

寄贈されたのは、宇佐海軍航空隊の特攻隊員として出撃し戦死した藤井真治大尉の遺書や写真などの遺品およそ105点です。

遺族が宇佐市への寄贈を決め、21日は遺族の知人である豊の国宇佐市塾の平田崇英塾頭が市役所を訪れて、是永市長に説明を行いました。

多くの隊員が特攻で戦死した宇佐海軍航空隊。その中でも藤井大尉は最初に特攻を命じられ、1945年4月6日に出撃し、亡くなりました。

寄贈された遺品の中には藤井大尉の出撃する当日の朝に家族に宛てて書かれた遺書も含まれています

◆豊の国宇佐市塾 平田崇英塾頭
「戦争ってこういうものだよというのを こういう機会に改めて知ってもらわないと」

寄贈された遺品の一部は、3月から宇佐市民図書館で一般公開される予定だということです。

最終更新日:2025年1月21日 18:44
    テレビ大分のニュース