「支払いがなければ裁判を起こす」60代男性が80万円の特殊詐欺被害 だまされて電子マネー購入 大分
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大分県中津市の60代の男性が80万円分の電子マネーをだましとられる架空料金請求詐欺の被害にあっていたことがわかりました。
警察によりますと、2月17日、男性の携帯電話に自動音声ガイダンスで電話がかかり、男性がガイダンスに従って操作したところ、大手通信会社を名乗る男から「動画配信サービスを利用した料金の29万600円が未納になっている。支払いがなければ裁判を起こす。誤登録の場合は95%返金する。この件は守秘義務があるので家族、友人には言わないこと」などと言われました。さらに同じ日、別の男から電話があり「他にも未納料金が2件あることがわかった。裁判を起こすか検討中である。未納料金は49万9300円である」などと言われました。
男性は相手の要求をそれぞれ信じ、指示に従ってコンビニエンスストアで電子マネーを購入。相手にその利用番号を電話で伝えた結果、合計80万円分の電子マネーの利用権をだまし取られたということです。
警察は「心当たりのない電話番号から電話がかかってきたり、電話でお金の話が出た時は、詐欺を疑い、お金を振り込む前に家族や警察に相談を」と注意を呼びかけています。