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臼杵商店街大火からまもなく3か月 全焼した茶舗、仮店舗オープン 復興に向けがれきの撤去始まる 大分

2025年2月14日 18:25
臼杵商店街大火からまもなく3か月 全焼した茶舗、仮店舗オープン 復興に向けがれきの撤去始まる 大分

2024年11月、大規模な火事が起きた大分県臼杵市中心部の商店街では14日から焼け跡のがれきを撤去する工事が始まりました。

ほかにも、仮店舗で営業を再開する動きがみられる商店街の復興への歩みを取材しました。

2024年11月、臼杵市中心部の中央通り商店街通称「八町大路」の一角で起きた火事では店や住宅などあわせて17棟が焼けました。

復興の妨げとなっているのが焼け跡のがれき。火事の発生からもうすぐ3か月が経とうとしていますが、ついに撤去工事が始まりました。

◆八町大路火災復旧対策会議 藤原紳一郎代表幹事
「まず現場がきれいに更地になったら、それからはこれから先、どういう街づくり、絵を描いていくかという方に話が行くと思うので前を向いて進んでいきたい」

14日は重機の搬入などの作業が行われ、がれきの本格的な運び出しは来週から行われる予定です。撤去は2025年4月末までの完了を目指しています。

また、被災した店舗でも復興に向けた動きが…

◆松田玉香園茶舗 徳丸香枝さん
「お店がオープンということで楽しみたいという気持ちが強くて、みんなに笑ってもらいたいんで」

トラの着ぐるみを着て接客するこちらの女性は火事で店舗兼住宅が全焼した「松田玉香園茶舗」の店主・徳丸香枝さんです。

店を失った徳丸さんですが、被災3週間後から実家で営業を再開し、客から直接注文を受けて茶葉を販売してきました。

そして、2月11日、仮店舗をオープン。

再び商店街での営業を始めた徳丸さんを応援しようと、オープンの日は常連客たちが次々と訪れ、店内は活気にあふれていました。

◆訪れた人
「色んな人に元気を与えられる人だし、誰からも好かれるそういう人がしょんぼりしてる姿は想像がつかないので、元気な姿を見て一安心した」

◆松田玉香園茶舗 徳丸香枝さん
「商店街に根ざすと、人も来やすいし、やっぱり商店街だなと思った。まだまだ活路があると思ってるので頑張りますよ」

火事で大きな被害が出た「八町大路」。復興に向けた歩みは一歩一歩着実に進んでいます。

最終更新日:2025年2月14日 18:25
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