7年ぶりの巨人戦。松本市では1万7000人を超えるファンが熱狂しました。

学問の学都、山岳の岳都、そして音楽の楽都の3つのガクトを誇る松本市。

「本日はご来場いただき、誠にありがとうございます」

心待ちにしていた7年ぶりの巨人戦。

野球少年にとっても、夢のような時間です。

「サトウタカラくんによる見事な投球でした」

いつもは、アルプスから声援を届ける高校生もきょうの舞台はグラウンド。

♪アフリカンシンフォニー

そして、松商学園を春の選抜。準優勝に導いた中日の上田佳範コーチも凱旋。

「地元の大スターなんですね。そんな上田コーチですが、こちらの球場ができて最初にホームランを放ったのが、この上田コーチ。緩いカーブを引き付けて右中間スタンドに放り込んだということなんですね」

1万7000人以上が詰めかけ、松本尽くしは、セレモニーだけではとどまりません。

試合は2回裏、巨人の攻撃。5番大城が左中間を破るツーベースヒットを放つと、、、。送りバントでチャンスを広げ、

打席に立つのは、先週、ライオンズからトレードで移籍したばかりの若林。下の名前は、、、楽人！前の試合でタイムリーを放って乗り込んだ、ここ「三ガク都」松本で存在感を示せるか！！！

「カキーン！弾き返してレフトの前に落としました。若林きょうも打ちました！」

野球少年は
「リアルで見た方が迫力がある。たくさん打っていたから面白い」

援護をもらった巨人の先発・山崎は今シーズン地方球場で4戦4勝。

しかし、5回。福永に逆転のツーランを浴び、試合は膠着。
それでも、先制タイムリーの若林楽人のファインプレーで、最終回に望みをつなげます。中日は、オールスター抑え部門ファン投票1位の守護神・マルティネス！

巨人の4番・岡本と、オールスター選出メンバー同士の対決は…。

セカンドゴロ

巨人は、7年ぶりの松本で、勝利を飾ることはできませんでしたが、信州の中日ファンにとっては最高の夜となりました。