県山岳協会の副会長 大西浩さん滑落死 7000メートル級パキスタン北部のカラコルム山脈 氷河の割れ目に滑落か 長年県内の高校山岳部顧問務める
大西浩さん
パキスタン北部のカラコルム山脈にある7000メートル級の山で2日、県の山岳協会の副会長で松本市に住む大西浩さんが下山中に滑落し、その後、死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは松本市の大西浩さん64歳です。
大西さんは県の山岳協会の副会長で、長年に渡って県内の高校の山岳部で顧問を務めていました。
地元メディアなどによりますと大西さんは、教え子などほかの日本人とともにパキスタン北部カラコルム山脈にあるスパンティーク峰に登頂を果たし、2日に下山中、氷河の割れ目に滑落しました。
捜索隊が3日、現場で遺体を発見し、キャンプまで運んだということです。
県山岳協会は詳しい情報を確認中で近いうちに関係者が現地に向かうことにしています。