白馬八方エリア最大規模のレストランオープン♪寒~い冬には持ってこい♪あつあつのちゃんちゃん焼きに豚汁も 心も体もポカポカに信州の味がずらり
インバウンド需要が高まる北安曇郡白馬村で20日、白馬八方エリア最大規模のレストランがオープンしました。好調のインバウンドの裏で地域が抱える課題を解決するために生まれたその場所とは?
寒~い冬には持ってこいのあつあつのちゃんちゃん焼きや…。野菜やお肉のうま味が溶け出した豚汁。
心も体もポカポカに温まりそうなメニューを味わえるのは…。
白馬村の老舗旅館、丸金旅館です。20日、旅館の食堂を全面リニューアルしたレストラン「白馬八方 山吹食堂」がグランドオープンしました。
手掛けたのは、村の観光ビジネスの仕掛け人として知られるズクトチエの和田寛共同代表です。冬だけに頼らない「オールシーズン・マウンテンリゾート」を目指し、革新的なアイデアでグリーンシーズンの集客に一役買ってきました。近年、白馬村では、インバウンド客の増加で外食需要が高まっています。
その一方で、宿やホテルで食事を取らない素泊まりが増加。宿で食事を取らない宿泊客が増えても、食堂の運営にかかる労力やコストは変わらないため、小規模かつ家族経営が主流の旅館などでは、飲食部門の運営が負担となっています。それを解消するために誕生したのが山吹食堂です。およそ100の客席数はそのままに運営やレシピ作りを外部に委託しています。宿泊客の食事場所としてだけでなく誰でも利用できるレストランとしても稼働させます。
メニューには、小諸市で350年の老舗「山吹味噌」を活かしたちゃんちゃん焼きや豚汁など信州らしさを感じられる料理が並びます。
小椿希美アナウンサー
「ちゃんちゃん焼きをいただきます。わぁ~おいしそう。野菜とお肉がたっぷりです。んー!あったまる。スキーいらっしゃる方も多いと思うので冷え切った体にこれはあったまりそうですね」
ズクトチエ和田寛共同代表
「元々地元にいた人たちがきちんと観光業で生業になって自分の子どもとか孫の世代が白馬の中で住み続けて商売ができ続けるそれが僕らにとっては一つのゴール何だろうな。地域の課題に対して解決策を少しでも提供できればいいなと思って始めさせていただいたプロジェクトなので、まずは第一歩が踏めて良かったなと思っています」