終末期の医療と思われがち【痛み和らげる緩和ケア広く知って】信大病院で講演 看護師長「あたたかく優しく行う」
松本市の信州大学医学部附属病院では19日、病気による痛みなどを和らげる「緩和ケア」を多くの人に知ってもらおうと講演会が開かれました。
丸の内病院緩和ケア病棟有賀明子師長
「全てのケアがあたたかく優しくおこなわれるような配慮をおこなっています」
終末期の医療と思われがちな緩和ケアを広く知ってもらおうと信大病院では10年前から講演会を開いています。
19日は松本市の丸の内病院で緩和ケアを担当している医師と看護師長が講演し緩和ケア病棟での過ごし方などを事例をあげて紹介しました。
参加者は
「緩和ケアって言うと自分の最期の場所っていう 気が重くなる感じだったんですけど そういうことじゃないってことがよくわかりました」
講演した栗崎功己医師は患者や家族が住み慣れた地域で緩和ケアを受けられる環境を整えていきたいと話していました。