8日午後4時43分ごろ、宮崎沖の日向灘を震源とする地震があり、宮崎県日南市で「最大震度6弱」を観測しました。気象庁は「南海トラフ巨大地震」につながるか調査をはじめ、長野県は情報収集に努めています。

宮崎沖の日向灘で起きた震度6弱の地震を受けて、県の危機管理部が午後5時に警戒対策本部を立ち上げて情報を集めています。

県によりますとこの地震による県内の被害は確認されていないということです。

午後5時半ごろにこちらの県庁では職員が慌ただしくする様子が見受けられました。

気象庁によりますと午後4時43分ごろ、宮崎沖の日向灘を震源とする地震がありました。

震源の深さは30キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されていて、宮崎県日南市で震度6弱、宮崎市、都城市、串間市、大崎町で震度5強を観測しました。

気象庁は午後5時にこの地震が南海トラフ巨大地震につながるか調査を始めました。現時点では巨大地震の可能性が高まってるかどうかわかっていません。

JR長野駅では現在、目立った混乱はありません。

県内の新幹線や在来線ともに通常通りの運行となっています。

また、松本空港午後5時20分発の福岡便は予定通り出発しています、

一方、南海トラフ地震の防災対策推進地域となっている飯田市では、市役所の危機管理課に職員たちが集まり対応方針を確認しました。

午後5時現在、現在、調査中として、市民への広報を行わず、調査結果を注視するとしています。

今後、南海トラフ地震との関連が認められれば再度、対応方針を決めるということです。