大寒の夜の伝統行事「寒の水」五穀豊穣や無病息災を願う 水をかぶりながら集落を駆け抜ける
二十四節気の「大寒」の夜に男たちが水を浴びる伝統行事「寒の水」が20日、北佐久郡御代田町で行われました。
「よいしょ~」
北佐久郡御代田町で20日午後6時から始まった「寒の水」。
五穀豊穣や無病息災を願い、ふんどし姿の男たちが水をかぶりながら集落を駆け抜ける伝統行事です。
目指すはおよそ1キロ離れた熊野神社。
道中、6か所に桶が置かれ男たちは次々と水を浴びていきます。
参加者は
「けっこう涼しいです。生きてます」
神社に着くとかぶっていたわらで作られた兎巾(ときん)を奉納しました。
佐久市から参加
「陽気はいいんですけどその分水が冷たく感じます」
伝統の「寒の水」を終えた男たちは冷えた体をたき火で温めていました。
最終更新日:2025年1月21日 12:31