6時間かけてじっくり炊いた「七草がゆ」振る舞う 無病息災願う
1月7日は「七草の節句」です。松本市の寺では早朝から準備したという七草がゆが振る舞われました。
玄向寺 荻須光子さん
「みなさん これ食べて1年間無病息災で過ごしていただけたらありがたいと思ってます」
心をこめて七草がゆを作る荻須光子さん。松本市の玄向寺に嫁いで50年、毎年七草がゆを炊いています。
七草がゆは「セリ」や「ナズナ」など春の七草を入れて食べ正月で疲れた胃腸をいたわるとともに無病息災を願う習慣です。
この寺では明治時代からの味を今も守り続けています。
7日は朝6時からうるち米6升を6時間かけてじっくり炊いておよそ60人の檀家に振舞いました。
玄向寺 荻須眞教住職
「いただきます。どうぞごゆっくりと召し上がってくださいね」
無病息災を願い、集まった人たちはおかわりをして味わっていました。
参加者
「とてもおいしいです。ぽったりとしてお家じゃこう言う味はだせないです」
参加者
「毎年楽しみにしてます。平和で健やかに過ごせればいいなと思っています」
最終更新日:2025年1月7日 20:43