インフルエンザ「流行期」に…昨シーズンと比べ約2週間遅い流行期入り 感染者6週連続増加 前の週の3倍に 学級・学年閉鎖の学校・保育園は7施設
インフルエンザが「流行期」に入りました。
20日発表された県内のインフルエンザの患者数は6週続けて増加していて、前の週のおよそ3倍となっています。
20日、松本市の小児科にはインフルエンザの予防接種を受ける親子連れが訪れていました。
接種した人は
「一応受けといた方が安心かなと思っています」
県によりますと11月17日までの1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は1医療機関当たり2.89人でした。
前の週より1.92人増えていて、6週連続での増加です。
目安となる1医療機関あたり1人を上回ったことから県は流行期に入った発表しました。昨シーズンと比べておよそ2週間遅い流行期入りです。
保健所別では長野市で6.31人長野で4.83人松本市で3.9人などとなっています。
17日までの1週間にインフルエンザとみられる症状で学級閉鎖や学年閉鎖となった学校や保育園は7施設あります。
高島小児科医院 水野史院長
「(患者は)先週、その前くらいからぼちぼち始まって、学級閉鎖のクラスも一部の所ではみられる感じ」
この小児科では今月に入りインフルエンザの患者が増えてきたといいます。
高島小児科医院 水野史院長
「インフルエンザって乾燥していて気温が低いと感染しやすいです。今、寒くはなってきましたけど、ただ、皆さまコロナで3、4年間感染していない状況ですので、抵抗力が身についてない。流行シーズンではないとはいえども、うつる可能性は充分あると思います」