去年のパリオリンピックで金メダルを獲得した塩尻市出身の出口クリスタ選手。

その功績をたたえて、21日、地元の塩尻市から「名誉市民」の称号が贈られました。

塩尻市の母校広丘小学校を訪れたのは、パリオリンピック柔道女子・57キロ級の金メダリスト出口クリスタ選手と妹のケリー選手です。およそ600人の児童が見守る中、塩尻市の百瀬敬市長からクリスタ選手に「名誉市民」の称号が贈られました。

出口クリスタ選手
「みなさんもそれぞれ自分がなりたいもの、やりたいことがあると思うが、 最後まであきらめずに、何よりもその過程を楽しんで成長していってほしいと思っています」

この日を楽しみにしていたという子どもたちからはたくさんの質問が…

3年生
「何でオリンピックに出たいと思った？」

出口クリスタ選手
「すごいいい質問ですね。 小学生の頃、当時、谷亮子選手というとても強い選手がいて私もそんなふうになりたいな、イコール、オリンピックで優勝することでそうなれる」

また出口姉妹が、通っていた道場の子どもたちから柔道の技をかけられる場面も。

5年生
「近くで見るとよりかっこよかった」

出口クリスタ選手
「出口という名が歴史に刻まれるということでうれしく思います。塩尻と言ったらワインとりんごとか、果物のほかに出口という選手、きょうだいがいるよと思ってもらえたらと思います」

スポーツ界から初めて塩尻市の名誉市民となる出口クリスタ選手。

これからも市に貢献していきたいと話していました。