リニア中央新幹線駅予定地近く 埋蔵文化財調査 東日本で4例しかない特殊な古墳時代のカマドの跡見つかる 18日から現地見学会
リニア中央新幹線で、飯田市が進める長野県駅(仮称)の駅前広場の整備に先立ち、行われていた埋蔵文化財調査の一部が完了し、古墳時代の貴重な資料などが見つかりました。
発掘調査が行われているのは、飯田市上郷飯沼の長野県駅(仮称)の駐車場や駅につながる道路が建設される予定の場所です。縄文時代などの集落跡が見つかっていた広さおよそ1400平方メートルの範囲を市が去年7月に調査を開始。その成果が1月10日に報道陣に公開されました。
出土品の中には、古墳時代に作られた朝鮮半島由来の構造を持つカマドの跡もありこれは東日本でも4例しか確認されていない希少なものです。
この遺跡では、一般向けの現地見学会が18日開かれるほか、今後も調査が続く予定です。
最終更新日:2025年1月17日 13:11