しなの鉄道 列車リニューアル 鉄道ファン大喜び! 引退前に115系列車が人気カラー「横須賀色」になって登場
40年以上にわたりしなの鉄道で活躍する列車がリニューアルです。鉄道ファンにはたまらない、塗り替えられたばかりの車両が登場しました。
夏休み中の小中学生が訪れたのは千曲市にあるしなの鉄道の車両工場です。待っていたのは115系列車。1970年代、国鉄だった時代から40年以上にわたり活躍する列車です。しなの鉄道といえば赤とグレーが列車の標準カラーですが公開された車両は青とクリーム色。
この配色は「横須賀色」と呼ばれ鉄道ファンから絶大な人気を誇ります。実はこの115系列車。しなの鉄道では2028年に観光列車ろくもんを含む8編成24両の115系が引退する予定です。引退までの間、一部の車両を人気のカラーに変え、列車をきっかけにした地域のPRを行うことにしました。
見学会に参加したのは応募で集まった小中学生の親子16組です。
参加した 子どもは
「115系のドアってなんで手動で開けるんですか?」
普段はなかなか見られないというドアの開け閉めに関わる部分が開けられ、貴重なパーツも披露されました。
「この黒い塊の中に空気が入っていてこの空気でこの棒を両側に押し出しています。それでこのドアを閉めている」
安曇野市 小3
「かっこよくて来年も乗ってみたい」
長野市 小5
「新型に負けない強い力で頑張っているのが古い車両の魅力、みたいなものがあって」
千曲市で27日、115系列車のイベントが行われ、初めて一般公開される予定です。