「あまり降りすぎても…」大雪の中 雪像作り大詰め「いいやま雪まつり」
午前11時ごろの飯山市。雪が降り続ける中行われていたのが大型の雪像づくりです。
8日開幕する「いいやま雪まつり」を前に、準備が大詰めとなっています。
地元・飯山市 奈良沢地区の2人が作っていたのは伝統の祭をモチーフにした「大天狗」。
竹田有来さん
「2.5メートルくらいの藁のたいまつを回すんですけどそれが火の粉結構飛ぶ。昔から火の粉に当たると御利益があるということなので大天狗の贈り物じゃないですけど見に来た人に幸運を分けられたら」
雪の量は例年並みですが降り続ける雪に作業も一苦労です。
竹田さん
「ここ2年と気温が全然違う。今年は逆に氷状態でカチコチなので(カンカン)ある程度あればありがたいんですけど。最終日にたくさん降りすぎちゃうとせっかく彫り込んだのが埋まっちゃうので」
ここまでの仕上がりは6割程度。
7日中に残りを仕上げ、2年ぶりの最優秀賞を目指します。
竹田さん
「雪像も飯山といえば観光資源の一つなので続く限り続けていきたいなと」
第42回いいやま雪まつり藤澤亮輔実行委員長
「ちょっと雪の量だけが不安なんですが少しでも晴れてくれれば。見て遊んで食べて楽しんでいただきたいと思います」
42回目となる「いいやま雪まつり」は8日から2日間行われます。
なおJR飯山線で9日運行を予定していた「飯山雪まつり号」は大雪のため全ての列車が運休となります。