県内大雪は雨に… 高速道路ではスリップ事故相次ぐ 渋滞も
本州の南岸を東に進む低気圧の影響で県内は4日夜から5日明け方にかけて北部と中部を中心に雪となりました。列車が運休し、車の事故が相次ぐなど影響が出ました。
車に積もった雪を素手で振り落とす女性…。
5日午前8時ごろの上田市です。雪かきをする人の姿が…。
市民は
「久しぶりに降ったので今シーズン初めてみたいな雪かきですけど疲れました」
午前0時。長野道上り線は通行止めとなっていました。(※午前2時ごろ 諏訪市中央道諏訪IC)中央道も4日午後9時50分から5日午前6時45分まで諏訪インターと小淵沢インターの間の上下線で通行止めに…。高速道路から降りようとするトラックで大渋滞となっていました。
Q.どのくらい待ちましたIC降りるのに
トラックドライバー
「(岡谷JCTから)2時間くらい待ちました」
Q.きょうはどこまで?
「茨城です」
Q.いつになるか分からないですね」
「分からないです」
南岸低気圧の影響で、県内は4日夜から5日明け方にかけて北部と中部を中心に平地でも雪が降りました。5日午前10時までの24時間降雪量は、白馬で15センチ、軽井沢で13センチ、大町で10センチなどとなっています。
雪は峠を越えて、明け方には雨に変わったところが多くなりました。
午前9時ごろ 塩尻市長野道・みどり湖PA付近
大雪による路面の凍結で事故も相次ぎました。5日午前7時ごろ長野道下り線岡谷インターと塩尻インターの間で車4台が単独事故を起こしました。さらにこれを避けようとスピードを落として走っていた車に別の車が追突。警察によりますと、このうち単独事故を起こした車に乗っていた40代の男性が松本市内の病院に搬送されましたが軽傷のもようです。
当時、路面は凍結していて警察は車がスリップしたとみて事故の原因を調べています。
影響は交通機関にも…。JR東日本によりますと中央東線の特急あずさと普通列車の上下線は午前中の一部列車で降雪のため運休。午後から通常運行となっています。