お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが14日、ピークを迎えています。Uターン客の中には16日、関東に接近するおそれのある台風7号の影響を心配する声も聞かれました。

　このうち、JR盛岡駅では、大きな荷物を持った家族連れなどが首都圏方面へ向かう新幹線に次々と乗り込んでいました。ホームでは、お盆休みをふるさとで一緒に過ごした人たちが別れを惜しんでいました。

（大阪からきた人）楽しかったことは？「卓球！」

（宮城から来た人）楽しかったことは？「ポケモンのスタンプラリーやってきた」

（神奈川から来た人）「大槌町に帰っていた時にちょうど台風が来て、道路が止まってしまって、盛岡に戻ってくる予定が少し遅れた。台風が来る前に一日だけ天気の良い日があったので子どもと一緒に海に行った」

　台風7号は、強い勢力で16日の夜にかけて関東地方に最も接近する見込みです。ホームでは今後の台風の影響を心配する声も聞かれました。

（横浜から来た人）「家が川に近いので、洪水とか起きても大丈夫なように緊急時には備えようと思う」

　JRによりますと、台風7号の影響で16日の昼頃から17日土曜日の昼頃にかけて一部の東北・秋田新幹線などで運転を取りやめる可能性があるということです。予約を変更する場合はこの期間を避けるよう呼びかけています。