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【盛岡市新庁舎】建設地は「内丸エリア」答申 年内にエリア決定予定 審議会が基本構想 土地取得への懸念も

2024年8月1日 18:32
【盛岡市新庁舎】建設地は「内丸エリア」答申 年内にエリア決定予定 審議会が基本構想 土地取得への懸念も

 盛岡市役所の新しい庁舎について、有識者などでつくる審議会は1日、建設地を「内丸」エリアとする「基本構想」を答申しました。

 盛岡市新市庁舎整備審議会の倉原宗孝会長から盛岡市の内舘茂市長に、「新市庁舎整備基本構想」が答申されました。

 建設地に「内丸」を選んだことについては、市がこれまで進めてきた「まちづくり」の計画に適合していることや、公共交通機関が充実していることなどを理由にあげています。

 一方で、利用されていない土地が少なく、新庁舎を建てかえる場合、他の施設の土地を取得したうえで新築することが想定され、着工までに時間が掛かるのではという懸念も指摘されています。

内舘茂市長
「今現在、未利用地が少ないとかそういう部分をこえて盛岡にとってどこがよりいいのかという考え方で市民、 市議会のみなさんも考えてきて もらったと思う。そういう意味では未利用地についてはこれからベストな考え方に向かって解決していくのが私の仕事でも あり市役所の仕事でもある、ここからと思っている」

 答申を受けて、盛岡市は秋頃にパブリックコメントを行い、年内にエリアを決定する予定です。

    テレビ岩手のニュース