×

「暮らしに困り事がある」今も4割超える 震災後内陸転居者生活アンケート 岩手

2025年1月31日 16:07
「暮らしに困り事がある」今も4割超える 震災後内陸転居者生活アンケート  岩手

東日本大震災後、沿岸から盛岡に引っ越した人を対象にしたアンケートの結果が31日公表され、「暮らしに困り事がある人」は今も4割を超えていることが分かりました。

このアンケートは、2011年から毎年、盛岡市が行っているもので、今年度は12月13日から1月8日まで市内446世帯を対象に実施し、157世帯、およそ35パーセントから回答がありました。

結果を見ると、暮しの状況について「やや困っている」「大変困っている」を合わせると42.1パーセントの世帯で困り事があると回答し、内容は「心身の健康」が70.3パーセントと最も多く、次いで「生活費その他お金のこと」が47.3パーセントとなっています。

これまで相談に対応してきた「もりおか復興支援センター」は、国の復興事業縮小のため、来年度いっぱいで廃止されますが、回答した人のうち「今後も利用したい」という人は75.8パーセントに上っています。

最終更新日:2025年1月31日 18:55
    テレビ岩手のニュース