「甘くておいしかった」小学校で「寒じめほうれんそう」給食 地元の魅力学ぶ
食材を通して地域の魅力を学ぶ勉強会です。岩手県内一のほうれん草の生産量を誇る久慈市で、子どもたちがほうれん草について学びました。
勉強会は、地域の優れた食材について子どもたちに知ってもらおうと、久慈市が開きました。28日は久慈小学校3年の児童が、ほうれん草の育て方から販売までの流れなどを学びました。
夏が涼しい久慈地域は、暑さに弱いほうれん草の栽培に適していて、県内一の生産量を誇ります。また、冬の厳しい寒さの中で栽培されたものは栄養価が高く、「寒じめほうれんそう」として出荷されています。
「いただきます」
このあと、「寒じめほうれんそう」を使った給食が出され、子どもたちは地元で採れる冬の恵みを味わっていました。
子どもたち
「甘くておいしかった」「農家さんが一生懸命作ってるから、これからも残さず食べたいなと思ってます」
遠藤譲一 久慈市長
「久慈にもたくさんいい食材があります。そういったものを子どもたちに覚えて欲しいなという風に思います」
久慈市は今後も勉強会などを通して、子どもたちに地域の魅力を伝えていくことにしています。