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「自宅が焼失し戻れない」235人避難生活続く 仮設住宅40戸建設を県に要請 14日に今後の住まい意向調査説明会開催【大船渡山林火災】 

2025年3月11日 18:41
「自宅が焼失し戻れない」235人避難生活続く 仮設住宅40戸建設を県に要請 14日に今後の住まい意向調査説明会開催【大船渡山林火災】 
岩手県大船渡市山林火災では、いまだ235人が避難生活を続けていて、市は仮設住宅40戸の建設を県に要請しています。

<三陸鉄道綾里駅>
1両編成の列車が走ってきました。三陸鉄道は、山林火災の影響で運転見合わせが続いていましたが、11日から全線で運転再開です。

<三陸町綾里>
日常が戻りつつある一方、自宅が焼失し戻れない住民も多く、235人が避難生活を続けています。(10日午後6時時点)

こちらの夫婦は、焼け落ちた親せきの家を見に来ていました。

大船渡市民
「我が家は田浜なんですけど、助かったみたいで、どうやら焼けないで」
「一概に残ったからって喜べる状態ではないです。つらくてこれ見たら」

<赤崎町・旧蛸ノ浦小学校>
市は、仮設住宅の建設を県に要請しました。旧綾里中学校に30戸、旧蛸ノ裏小学校に10戸を、グラウンドに建設することを想定しています。

また、市は被災した人を対象に、今後の住まいの意向を聞く説明会を、3月14日に
2か所の避難所で開くと発表しました。
最終更新日:2025年3月11日 18:41
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