中尊寺「金盃披き」 金盃の酒を飲み干し1年の幸せと五穀豊穣願う
平泉町の中尊寺では、新春恒例の「金盃披き」が行われました。幸せを願い、金の盃に入った酒を飲み干しました。
鏡開き「エイ、エイ、エイ!」拍手
「金盃披き」は新しい年の幸福と五穀豊穣を願って元日から行われる祈祷、「修正会」が無事終わったことを祝うもので、毎年1月8日に行われています。
代表して一番大きな「金盃」で酒を飲んだのは、平泉町の青木幸保町長。
平泉町長「もう一杯いいですか」
平泉町 青木幸保町長
「平和希求をさらに成就するためには、もう一杯いただいて、それをさらにまさしく内外に発信しようといった、そういう思いを込めてもう一杯と言いました」
2024年から感染症対策として、一般の参加者は用意された升で酒を飲みました。
平泉消防団歴25年男性
「大変おいしくいただいました」「できれば災害がなくて、とにかく火事がないように私は祈りたい。くれぐれも火の用心のほどよろしくお願いしたい」
訪れた人は、ことし1年の幸せを願い、酒を飲み干していました。