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【プール熱】咽頭結膜熱 新規感染者数3週間ぶり流行警報基準値下回る プール利用増える今後も注意必要 岩手

2024年6月26日 18:56
【プール熱】咽頭結膜熱 新規感染者数3週間ぶり流行警報基準値下回る プール利用増える今後も注意必要 岩手

 岩手県内で咽頭結膜熱、いわゆる「プール熱」に新たに感染した人は、流行警報の基準値を3週間ぶりに下回りました。

 県感染症情報センターによりますと、6月23日までの一週間に県内の医療機関から報告された咽頭結膜熱の新規感染者は94人でした。先週より33人減っています。

 1定点医療機関当たりの平均は2.35人で、流行警報の基準値3人を3週間ぶりに下回りました。

 咽頭結膜熱は、人からの飛沫や密な接触のほか、プールの水を介して感染する場合も多いことから「プール熱」とも呼ばれます。

 暑くなって学校や保育施設で子どもがプールに入る機会が増えることから、今後も注意が必要です。

 県環境保健研究センターは、「体に付いた咽頭結膜熱のウイルスは、アルコール消毒では死滅しない。家族らと同じタオルを使うことは避け、こまめに手を洗って予防に努めてほしい」と呼び掛けています。

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