【大船渡山林火災】多くの家が火災の被害に 三陸町綾里地区の様子は
避難指示が解除された大船渡市綾里地区の中心部から現在の様子を伝えてもらいます。中島さん。
【三陸町綾里 港地区から中継】
中島あすかアナウンサー
「あたりはすっかり暗くなり、手がかじかむほど寒くなってきました。避難指示が解除されてからおよそ8時間が経った三陸町綾里港地区から中継でお伝えします。現在も木々や建物が燃えて焦げたにおいが感じられます。暗くなり、被害の様子は見えづらくなっていますが、真っ黒に焼けた家の柱、そして、屋根までも焼け落ちて骨組みだけになった家もあります。本来ですと避難指示が解除されて、家に灯りがともるころですが、その光は少なく感じられます。この辺りは、海に面しているものの高台にあるため、東日本大震災の被害はありませんでした。しかし、山のすぐ手前にあり、今回の山林火災の被害を免れることはできませんでした。この近くに住む人に話を聞きますと、「山林火災が延焼していた時は、石浜トンネルの上あたりが火の海になっていて本当に怖かった。生きた心地がしなかった」とおびえながら話していました」
【VTR】
およそ40棟の建物が被害を受けた三陸町綾里の港地区です。米沢敬子さん。家族は避難して無事でしたが自宅が全焼しました。家族の写真など、大切な思い出を探しに訪れましたが…。
米沢敬子さん
「自宅が燃えたというのは分かっていたので、あきらめきれずに見てみたんですけど、何もないと実感した」「記念硬貨とか買ったりするのが実家の父も母も趣味だったので」「それなりの価値のあるものなので、孫たちに分けてあげるよということで孫たちにもらったものだった」それを私が預かっていたがそういうのも持ち出せなかったので」
【三陸町綾里 港地区から中継】
中島あすかアナウンサー
「私も朝から取材を続けていますが、米沢さんのように、全焼した家の中から必死に思い出の品を探している方を何人も見かけました。鎮圧が発表され避難指示も解除されましたが、建物の被害が大きかった方々は家に帰ることができません。家の中は被害がないものの、火災の熱風で窓ガラスが割れたり、雨どいが溶けるなどして困っている方もいました。大船渡市役所の方々が早くも現場に入り、ガラス片などを片付けていましたが、支援を必要とする方に必要な支援が届くことを願うばかりです」
【三陸町綾里 港地区から中継】
中島あすかアナウンサー
「あたりはすっかり暗くなり、手がかじかむほど寒くなってきました。避難指示が解除されてからおよそ8時間が経った三陸町綾里港地区から中継でお伝えします。現在も木々や建物が燃えて焦げたにおいが感じられます。暗くなり、被害の様子は見えづらくなっていますが、真っ黒に焼けた家の柱、そして、屋根までも焼け落ちて骨組みだけになった家もあります。本来ですと避難指示が解除されて、家に灯りがともるころですが、その光は少なく感じられます。この辺りは、海に面しているものの高台にあるため、東日本大震災の被害はありませんでした。しかし、山のすぐ手前にあり、今回の山林火災の被害を免れることはできませんでした。この近くに住む人に話を聞きますと、「山林火災が延焼していた時は、石浜トンネルの上あたりが火の海になっていて本当に怖かった。生きた心地がしなかった」とおびえながら話していました」
【VTR】
およそ40棟の建物が被害を受けた三陸町綾里の港地区です。米沢敬子さん。家族は避難して無事でしたが自宅が全焼しました。家族の写真など、大切な思い出を探しに訪れましたが…。
米沢敬子さん
「自宅が燃えたというのは分かっていたので、あきらめきれずに見てみたんですけど、何もないと実感した」「記念硬貨とか買ったりするのが実家の父も母も趣味だったので」「それなりの価値のあるものなので、孫たちに分けてあげるよということで孫たちにもらったものだった」それを私が預かっていたがそういうのも持ち出せなかったので」
【三陸町綾里 港地区から中継】
中島あすかアナウンサー
「私も朝から取材を続けていますが、米沢さんのように、全焼した家の中から必死に思い出の品を探している方を何人も見かけました。鎮圧が発表され避難指示も解除されましたが、建物の被害が大きかった方々は家に帰ることができません。家の中は被害がないものの、火災の熱風で窓ガラスが割れたり、雨どいが溶けるなどして困っている方もいました。大船渡市役所の方々が早くも現場に入り、ガラス片などを片付けていましたが、支援を必要とする方に必要な支援が届くことを願うばかりです」
最終更新日:2025年3月10日 19:11