【阪神・淡路大震災30年】東日本大震災の被災地・陸前高田市でも追悼
阪神・淡路大震災の発生から17日で30年、岩手でも鎮魂の祈りです。東日本大震災の被災地、陸前高田市で追悼行事が行われ、思いを寄せました。
1995年1月17日の早朝に発生した「阪神・淡路大震災」は最大震度7を記録し、建物の倒壊や火災により6434人が犠牲となりました。
発生から30年の17日。神戸市では追悼の集いが行われ、地震の発生時刻、午前5時46分に黙とうを捧げて集まった人たちが静かに手を合わせました。
17日朝は、神戸市から分けられた「3.11希望の灯り」がともる陸前高田市の気仙大工左官伝承館でも追悼行事が行われました。そして、「3.11希望の灯り」を管理する「箱根振興会」のメンバーや地元の中学生など20人が地震が起きた午前5時46分に黙とうを捧げました。
臼井万葉さん(14)
「同じ時間に違う場所で祈りを捧げられている人たちと私たちの思いが、阪神淡路大震災で亡くなられた方々にとどけばいいな」
箱根振興会 佐々木善仁会長
「(東日本大震災で)妻と息子を亡くしているので、亡くなった方々、被災した方々の思い気持ちは変わらないと思うので、30年被災者にとっては長い辛い時間だったろうなと思います」21秒
また、能登半島地震の犠牲者を追悼する竹灯ろうも設置され、被災地へ思いを寄せていました。