【ピーク時の11%】岩手のサンマの水揚げ量は前年66%増 資源の回復見られない
岩手県内の去年のサンマ水揚げ量は前の年より66%増えましたが、ピーク時の11%にとどまっています。
全国さんま棒受網漁業協同組合によりますと、去年の県内のサンマの水揚げ量は7141トンで、おととしに比べて66%増え3年連続で増加しました。
しかし、最も多かった2008年の6万2835トンの約11%にとどまっています。
漁港別では、大船渡が本州トップの5650トン、釜石が1331トン、宮古が161トンでした。
全国さんま棒受網漁業協同組合は「去年よりも近場にさんまの漁場ができたことなどから水揚げ量が増えた。しかし、資源の回復は見られないため今後の動きに期待したい」としています。
最終更新日:2025年1月8日 12:10