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【長栄館補助金詐欺】共犯の会社役員の女に懲役2年6か月実刑判決 盛岡地裁「犯行において重要で不可欠な役割を担った」

2025年1月23日 16:46
【長栄館補助金詐欺】共犯の会社役員の女に懲役2年6か月実刑判決 盛岡地裁「犯行において重要で不可欠な役割を担った」

 岩手県雫石町の老舗温泉旅館、長栄館の元社長などと共謀し、新型コロナ関連の補助金およそ8000万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている雫石町の会社役員の女に23日、2年6か月の実刑判決が言い渡されました。

 判決を受けたのは、雫石町の会社役員、福岡加奈子被告49歳です。判決によりますと、福岡被告は「長栄館」の元社長、照井貴博被告38歳らと共謀し、架空取引で申請するなどして、新型コロナ関連の補助金あわせて8000万円あまりをだまし取ったものです。

 これまで弁護側は、福岡被告が「共謀していない」と無罪を主張してきましたが、23日の判決公判で、盛岡地裁の中島真一郎裁判長は、「被告人には詐欺の故意及び共謀の成立が認められ、犯行において重要で不可欠な役割を担った」として、懲役3年6か月の求刑に対し、懲役2年6か月年の実刑判決を言い渡しました。

最終更新日:2025年1月23日 18:48
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