【入館料は自分で決める】水族館でポストプライシング 岩手県久慈市
普段暮らしていて、モノの価格やサービスの料金が「高い」「安い」と感じることが、皆さんよくあると思います。
そんな中、岩手県久慈市の水族館「もぐらんぴあ」では、来場した人自身が満足度などによって入館料を決める、ユニークな取り組みが12日から始まりました。
これは、久慈市の水族館「もぐらんぴあ」が施設をより魅力的な物にしようと県立大学と共同で実施。
訪れた人に入館料を決めてもらう「ポストプライシング」という取り組みで、東北の水族館では初めての試みです。
入館料は適正なのか、施設内の展示を楽しめたかなど、来場した人の満足度を入館料で示してもらいます。
もぐらんぴあの入館料は、大人が一人700円ですが、12日、訪れたこちらの来場者は…
来場者
「一人1000円ずつ払いました。体験型っていうんですかね、触ったりとか、そういうので非常に喜んでたかなと思います。展示の仕方もカラフルだったんですごく良かったんじゃないかなと思います」
初日のこの日、入館料の平均は1,100円でした。
ほとんどの来場者が展示に満足したようです。
もぐらんぴあ 宇部 修 館長
「常に新しいものを展示していかなきゃいけないという事は、前提にあります。今後の展示をさらに考えて行かなきゃいけない良いきっかけにさせていただきたいと思います」
入館料を来場した人が決める「もぐらんぴあ」のこの取り組みは、15日まで行われます。