海外からのクルーズ船の寄港がことし県内で過去最多となっていることを受け、地域の魅力を伸ばすための事業者向け講習会が盛岡市で開かれました。

　円安やインバウンドの影響で、県内ではことしに入ってから海外のクルーズ船が宮古港に過去最多の8回寄港し、地域経済へのさらなる波及効果が期待されています。

　講演会は、地域の魅力を生かしたクルーズ客向けの事業を展開しようと開かれました。10日はクルーズ船事業の活性化のため、全国で講演を行う本郷芳人さんが講師に招かれ、盛岡市の観光会社や酒蔵などの事業者が地域が持つ観光資源をいかに利用し、クルーズ客向けの事業を展開するかについて学びを深めました。

本郷芳人チーフコンサルタント
「船がもっときて、岩手県は船が来るまわりしか人が来ていないので、もっと岩手のいろいろな所でクルーズで来たお客さんたちに 楽しんでもらうことが一番かなと思う」

　講演会は11日、釜石市でも開かれます。