【9年ぶりの入港】帆船日本丸が宮古港に入港 岩手
「太平洋の白鳥」が一般公開されます。船乗りを育成するための帆船「日本丸」が25日、9年ぶりに岩手県宮古港に入港し、歓迎のセレモニーが行われました。
放水による歓迎を受けながら、宮古港に入港する日本丸。「太平洋の白鳥」とも言われる帆船で、船乗りを育成するための練習船として使用されています。
船の先端に取り付けられた船首像は、宮古市内の神社の御神木から作られていて、宮古とも縁の深い帆船です。
この日は朝から多くの人が集まり、9年ぶりに入港する日本丸を歓迎しました。
地元の園児たち
「おかえりなさーい」
今月4日に神戸港を出港した日本丸。乗船しているのは静岡県の清水海上技術短期大学校の学生で、およそ2か月間、船の操作やエンジンの整備などを学んでいます。
熊谷慧 次席一等航海士
「なかなかご覧いただけない日本丸の船上での実習生の姿であったり、船の姿というのをお越しいただいてゆっくりご見学いただいて楽しんでいただけたらと思います」
日本丸は、あさってからの土日に一般公開を行い、月曜には次の寄港地、北海道の函館に向けて出港します。