【山林火災】ワカメの収穫 急ピッチで進む 岩手県大船渡市
岩手県大船渡市の漁港では、山林火災の影響で遅れていたワカメの収穫が急ピッチで進められ、浜に活気が戻り始めています。
大船渡市三陸町の綾里漁港では、山林火災の影響で例年より2週間程度、ワカメの収穫が遅れました。
ワカメの養殖業を営む千葉泰治さん。
山林火災でワカメをゆでる釜などを失いましたが、現在は、他の漁業者から道具を借りるなどして作業を進めています。
20日はボランティアの力も借りながら、量にしておよそ1トンのワカメを刈り取りました。
千葉泰治さん
「2週間分、1.5倍ぐらいのペースで働かなくちゃ間に合わないんで、ボランティアの方も手伝っていただいて、急ピッチで作業を進めてます」
ワカメの刈り取りは4月末まで続く予定で、被災地に「なりわい」が少しずつ戻り始めています。
最終更新日:2025年3月20日 19:53