ハマスがイスラエルに向けロケット弾3発を発射
パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは、20日、イスラエルに向けて、ロケット弾を発射しました。イスラエルに続いてハマスも攻撃を再開したことで戦闘がさらに激化する可能性があります。
ハマスは、20日、イスラエル西部の都市テルアビブに向けてロケット弾3発を発射したと発表しました。
イスラエル軍は1発を迎撃、残りは空き地に落下したとしていて、人的被害などは出ていないということです。
この攻撃についてハマス側は、「イスラエルによる民間人への攻撃に対抗するためだ」としていてイスラエルが今週、攻撃を再開したことへの報復措置となります。
ガザ地区の保健当局は18日に再開したイスラエル軍の攻撃でこれまでに500人以上が死亡したとしていて、イスラエル軍は軍事的圧力による人質の解放に向け地上作戦にも踏み切るなど戦闘をエスカレートさせています。こうした中、ハマス側も反撃に踏み切ったことで停戦合意は事実上、崩壊しつつあります。