宮崎県都城市に住む高齢女性が約3400万円をだまし取られました。

警察によりますと、今年1月から2月にかけて、都城市の70代女性に警察官や検察官を名乗る男から電話があり「あなたに逮捕状が出ている。金を購入してもらえれば、換金して紙幣を調べる」などと言われました。

女性は、身の潔白を証明するため約1800万円相当の金塊を購入、指示された場所に金塊を置いたところ持ち去られました。

その後も、検察官を名乗る男から「調査にもっとお金が必要」などと連絡があり、女性は数回にわたって指定された口座に合わせておよそ1600万円の現金を振り込んだということです。

事件は、詐欺を疑った銀行員が女性に連絡したことで発覚。
警察は特殊詐欺グループによる事件とみて捜査しています。