西村山地域に住む80代男性がつつが虫病に感染 現在も入院中 山形県内今年度初
山形県は2日、西村山地域に住む80代の男性がつつが虫病に感染したと発表しました。県内での感染者は今年度、初めてです。
県によりますと西村山地域に住む80代の男性が4月24日に発熱や発疹などの症状を訴えました。医療機関で検査をした結果、1日、つつが虫病と判明しました。男性は今も入院中です。
県内でつつが虫病の感染者が確認されたのは今年度、初めてです。
つつが虫病は、ダニの一種であるツツガムシの幼虫に刺されて感染し、高熱や全身に発疹などが現われます。毎年、全国で数人の死者が出ています。
ツツガムシは田畑や山林のやぶなどに生息していて県は農作業や山菜採り、レジャーなどでは肌を露出しないなどの対策を呼びかけています。